〇〇チーズケーキ
でも目の前に寄ると すこしだけ
いつもと様子が違うチーズケーキ
北の浮世は晩秋、ねこちゃん(母)が
そこへおもむろにどっさり商品を台に置いて 横入りをしてきた見知らぬおじいさん
店員さんは、ねこちゃんをおじいさんの連れ猫と思い
『お会計ご一緒でよろしいですか?』と
猫だけで買い物しに来るなんて、思わなかったんだろうな・・・
初雪が舞い降りる寸前の寒い日、結局、気持ちのあったかい店員さんが
おじいさんをなだめて ねこちゃんは無事に帰ってきた
「なんのチーズケーキでしょう?」
itaki に差し出した
なんだろうか・・・どうやらねっとり系っぽいということは見た目から分かるため
フォークでなくてスプーンで [ita]だきます
i :「わっ
何これ?ふもっ!
味噌?なんか発酵してる味する」
ね:「ある意味近いかも」
i :「糀?日本酒?
まさか・・・納豆!?
うーん うーん なんか
チーズの何かかな
イメージだと
ホットミルクみたいなコクがあって
ブルーチーみたいな・・・」
ね:「正解!!
カマンベールとブルーチーズのケーキです」
i :「ほんと!?エンミもあってたいへん良き!
ふも~~い ♡ ♡」
今回はカモミールティーといただいたけれど、クセが強いので
なんだか白とかスパークリングワインと合いそうな
官能的かつ(チーズの質の良さで)感動的なお味
ごちそうさまでした
またね
= 追伸『ぷち知識』=
安平町早来の夢民舎のチーズは、俳優 高倉健さんを魅了したチーズ
健さん直々何通ものアドバイスの手紙をやりとりし 改良されてきた味
itaki
大根あじわひ
ねこちゃん(母)が狩って(買って)くる
さすらいのお土産シリーズより
今回はダイコンからふたしな
(ねこちゃんのおかいものは 大変 ↓ )
まずはこちら
ひらがながかわいい
胆振で作っているからなのか
燻しているからなのか
(いぶりがっこに)掛けているのか・・・
それに いいフォルム
(何より小動物には)いいサイズ
薄くスライスして
Kiri のクリームチーズを乗せて
パクっ
ポリッポリ ポリッポリ
果実的なフレッシュさすら感じるジューシーさが
チーズのまろやかさと相まって
たまらん ふもい~
燻製の香りが鼻から抜ける
これ 醍醐味だよな
続いて
なんと2本100円(さすが直売所!)
ビタミン豊富でコスパ最高
辛くなく甘味があるらしい
ホントかなぁ
おろしてみましょう
ゴリゴリゴリゴリ
何やら大根らしい良い香り
(ちなみに時間が経過すると ダイコン類お約束の屁のにほいに・・・)
できた~(息切れ)
とてもグリーン
みどりおろし?
しかも保水力があるというか
分離する水分量が少なくて助かる~
うどんに 魚缶とおろしをトッピングして
ずるるっずるっ
うんうんうん
ちょっっと辛味もあるけれど
普通の大根と比べれば全っ然えぐみもないし、確かに甘い
おろしなのになんか シャキリ感も残っていて ふもい
胃への刺激が少なくて
ビタミン補給できるとは・・・
弱り itaki の体にもやさしい
大根 おいしゅうございましたぁ
またね
itaki
ドネーション完了
itaki の一部
63cmの尻尾が
無事『ジャーダック』に寄付された
(重かった~)
長いだけに、長い付き合いだった
(伸びるのが速いため、通常のニンゲンよりは時間的に短かったかもしれないが)
日常 頭を洗う一連の作業にも多くの苦労があった
1 髪を綺麗にといて、抜け毛を丸めて捨てる
丸めた髪がカマドウマに似ているとかで、いちいちびっくりされる
2 3回かけて、髪をまんべんなくシャンプー
椅子に座ると床につくため、毛先は膝にのせて
3 大量のトリートメントをつける
消費量がスゴい
4 髪をまとめて少し置く
毛量がハンパない上 スルスルと滑るので、ヘアゴムでまとめるのも重労働
5 頭皮をすすぐ
前後左右に髪をかき分けるのが大変
6 水気を絞る
まるで ぞうきんしぼりのよう
7 タオルドライ
絞った後も、ぜんぜん濡れ髪状態
8 ドライヤーで乾かす
時間もかかるし、水が床にポタポタ落ちる
ほかにも、髪を背中の下敷きにして寝てしまうとヒドく絡まるし
部屋の床じゅう抜け毛がまるでネコのよう・・と苦労は絶えなかったのだが
悪いことばかりでもなかった
洗ったあとのサラサラの髪はふわふわでいい匂いでずーっと触っていられたし
寒い季節は首の後ろが暖かかったし、色々なヘアスタイルができたし
とにかく強い愛着があった
あの子(受領された itaki 毛)も これからキレイにお手入れされて
きっと立派なロングのウィッグになって、別の誰かと暮らすのだ
そしてそう遠くはない いつか
伸びた尻尾を送り出す日が再びやって来るだろう
またね
itaki