浮世みならひ

まっさら新米の心。恩師は冷ごはん。

嘘つき

この世に何も残さないで今にも消えてしまいそうな顔をしていつか私を置いていってしまう

欲しいものを手に入れて、やりたいことをやりつくして、さよならしてしまう

いつだって暗闇を見ていた

まぶしすぎる光が痛いから夜の中をいつも歩いて、ある日奥深くまで足を踏み入れて帰ってこないつもりなんだ

そうやって

そうやって…

切れ味の良いはさみでぷっつりと糸を切ってしまうんだ

痛い

苦しい

 

私は

どうしたらいい?

ずっと追いかけてきたけどもう追いつかないよ