浮世みならひ

まっさら新米の心。恩師は冷ごはん。

花見の流儀

今週のお題「お花見」

 

じんわりと春 北の国。itaki です。

開花はまだ先ですが 暖かな陽の光とアスファルトの面積は増えてきました。

 

先日 浮世はお彼岸でしたので お仏壇の仏具を黙々と磨きました。

心のくすみは払拭されたでしょうか。

 

西からは既に散り始めている…なんて耳にしますが

みなさまお花見と聞いてどんな景色を想像しますか?

 

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も く じ

 

 

ジンギスカン

 

北海道は 桜が咲けばジンギスカン という独自の文化があり

辺りは真っ白で煙臭い…なんて会場も少なくない。

しかも当人らは大抵 はなから桜なんて見ていない

それはもはや肉を食うための年中行事のひとつと化している。

 

お花見ジンギスカンとは↓

tenki.jp

 

煙のすごさがよーく分かる記事↓ 

kitatabi-blog.at.webry.info

 

春の陽気に誘われて、ジンギスカンで乾杯したい心情は理解できるけれど

果たして桜近辺でやる必要があるのか

開放感を味わいたいだけなら設備の整ったキャンプ場などのほうが

確実に美味しくいただけるのではないか。

 

以前 カミングアウトバラエティ 秘密のケンミンSHOW日本テレビ)で

北海道のお花見事情が放送されたことがあった。

当然 著しいジンギスカンフリーク達の画が切り取られ

いち道民として 複雑な気持ちだった。

 

炭火の煙に含まれる一酸化炭素は、科学的に植物には(多分)無害だが

ジンギスカンをしない花見客までもが 煙でむせたり、服に臭いが付いたり

視界が悪くなっているという状況はいかがなものか。

根に近ければ負担があり、桜自身 居心地が良さそうではない

せっかく咲き誇っているのに 可哀想だ。

 

過去にローカル番組で放送された、賛成・反対意見↓

http://www4.hbc.co.jp/news1_thevoice/mView.php?number=7&page=1

 

 

おはなのおばあちゃん

 

親戚に こじんまりとこだわりのお庭を構えたお宅に住む おばさまがいる。

上手に植物を育てる魔法が使えて

私は「おはなのおばあちゃん」と呼んで敬愛している。

 

幼少期はよく遊びに行って 毎回お庭を見たがる私を

おばさまは嫌な顔ひとつせず案内してくれた。

その中でも itaki のお気に入りは ラムズイヤー

葉が白い毛で覆われてふわふわしており「毛布の葉っぱ」と名づけて

来た時も帰る時も いっぱい触らせてもらっていた。

 

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おばさまのお家は実家から歩いて行ける距離。

虚弱体質で車酔いも酷く、なかなか遠出できなかった私にとって

身近に四季を感じられるかけがえのない花園だった。

 

 

野花は癒しの天才

 

おはなのおばあちゃんからの影響もあってか

何気ない小道に咲く野花を眺めてお散歩するのがとても好き。

道端でスケッチしたり、高校生になってからはカメラを持ち歩き

登下校時に通行人に怪しい目で見られながらも 撮影に没頭した。

 

その時に私は 花に話しかけてしまう癖がある。

頭の中だけに留めようと気を付けてはいるが、つい声に出してしまったりもする。

 

例えば 目があったら微笑んで挨拶したり

モデルに対するカメラマンのように

「もう少しこっち向いて~」 「うんうん、いいね! 綺麗だよ」

といった具合。

 

不思議なことに お話しているうちに

溜まっていたストレスが いつの間にか吹き飛んでいたりする。

 

親子喧嘩をしながら歩いていても

野花を見つけて ケロリと仲直りしていたなんてことも。

 

大自然じゃなくとも 健気に咲いている一輪一輪の存在

その場の空間を和ませるオーラにつながっているのかもしれない。

 

 

味わう桜

 

歴史ある一本桜、圧巻の桜並木 どちらも息を飲むほど美しい

けれど 奇跡の絶景が見られるのは儚くも 一年のほんの僅かな期間

人気のスポットはどこも混雑してしまい、落ち着かない。

 

対して 路地を曲がると偶然出会うような小さな桜は 人の手が入りすぎていないし

自然体で日常に溶け込む姿は なんとも可愛らしさがある。

 

目を瞑って、ともに春風に吹かれていると ほのかな桜の香りが鼻をくすぐる

 

チャーミングな君に思わず頬が緩んでしまったよ。

もし近くにベンチがあったら、ご一緒にティータイムはいかが。

 

 

北の国の お花見スイーツ BEST5

 

ミッシュハウス 厳選フレーバーアイスクリーム さくら

 

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特別メニューの さくらあんみつ

 

さくらの若葉を刻み、

さくらのほんのり甘い風味をそのまま仕上げました。

 

ミッシュハウスのアイスは ベタつきが少ないので、後味が爽やか。

クリームチーズのようなかたさがあり 若葉の食感とよくマッチしている。

桜のナチュラルな雰囲気と相まってお花見にぴったりだろう。

 

ミッシュハウス 公式サイト https://www.missu-house.com/

 

 

柳月 春なんしぇ

 

www.ryugetsu.co.jp

 

シャリっとかじると まるで木登りをしているようなナッツのゴロゴロ感

ほんのりバターの効いたフィナンシェがお口の中を満たし

ふわぁっと甘酸っぱい香りが全体に広がる。満開!

これだけでお腹いっぱいの 春を詰めこんだ一品。

CMソングもクセになるので ぜひ上記サイトより聞いてみてください ♪

 

 

六花亭 十勝川西長いもシフォン(さくら)

 

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春の香りが広がります。

十勝の名産品・長いもを使ってふんわりしっとりと焼きあげました。

生地に細かく刻んだ桜の葉と大納言小豆を加えた、

桜の香り広がるシフォンケーキです。

十勝川西長いもシフォン(さくら) | 六花亭

 

箱を開けたらもうそこは桜の木の下。

長いもならではの素朴な風味と、もちもちとした舌触りの中に

程よいタイミングで小豆がやってくる。

ほふほふと頬張ると 優しい気持ちになれるケーキ

 

 

ISHIYA 美冬(みふゆ) さくら

 

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人気の美冬に春だけのフレーバーが新登場。
ホワイトチョコレートの中に

さくらのあざやかな香りを重ねたミルフィーユ。

さくら味 詳細↓

https://www.ishiya-shop.jp/?goodslist&cdgoods=M005&c_cdcate1=M&c_cdcate2=M1

美冬 商品詳細情報↓

https://www.ishiya-shop.jp/?goodslist&c_cdcate1=B&c_cdcate2=B

 

ミルフィーユ生地は比較的ぎっしりとしていて

サクッとザクッの中間の絶妙な歯ごたえがある。

くちどけの良いクリームが醸すさくらフレーバー。

花びらがひとひら舞い落ちる間に さらりと食べきってしまいそうなお菓子。

 

 

morimoto 雪鶴 ハスカップ

 

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北海道千歳で“地元の銘菓”として愛され続ける、

口どけのよいブッセケーキ。

 

北海道の特産果実「ハスカップ」を使い、

ほんのり甘酸っぱくて香りが際立つ、なめらかな味わいに仕上げました。 食べ飽きしないキリッと爽やかなおいしさです。

雪鶴の由来なども↓

www.haskapp.co.jp

 

ブッセの表面は薄くパリッとしていて とても儚く繊細な姿をしている。

緊張しつつ そっと一口かじると

コクのあるバターとフレッシュなハスカップのクリームが舌にまとわりつき

これはもうたまらない。人生の春を感じるお味

 

 

桜との対話。ああ 至福のひととき。

 

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2位、3位、4位のスイーツは期間限定商品なので、お買い求めの際はお早めに。

 

本日はこれにて。