浮世みならひ

まっさら新米の心。恩師は冷ごはん。

住する覚悟

今週のお題「わが家の防災対策」

 

 

生まれて初めて震度6を経験したけれど 幸い無事無傷 itaki です。

 

これから書くことは

あくまで現時点では私の被害が少ないからこそ至る思考であります。

 

もっと大きな被害を受けた方の

衝撃や 復興の兆しも不透明なままの苦しい現状は

とても計り知れないもので 想像しただけでもゾッとします。

もし自分が同じ立場にあれば 今のようではいられませんね…。

 

 

   も く じ

 

 

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  札幌は地震にルーズかも?

 

札幌は地震が少ないイメージがある。

itaki の住まいは他の天災も含めて より少ない気がする。

 

北海道は今年で命名150周年を迎え 新たなスタートを切ろうとしていた。

 

まさかこんな時に大地震が来るなんて 誰が予想できたのだろう?

 

 

浮世で様々な天災が起きていて

「いつかは自分のところも…」と漠然とは感じつつも

心のどこかでは「自分のところではなくて良かった」

「被害が少なかったから 仕事や学校が休みになって ちょうど良かった」

なんて思ったことは無いだろうか?

 

そんな心無い発言を耳にしてしまうと

「軽々しく『良かった』なんていう言葉だけで片付けていいこと?信じられない」と

不快な違和感に駆られる。

 

いつ災害が起こっても良い覚悟があっての発言なのだろうか?

 

 

今回の地震が起きて、まだ余震も続いていて 物流も困難が多いのに

急に備蓄用の食料を求めて家族総出で店に押し寄せたり

今から冬に備えてポータブル式の暖房器具がバカ売れするのは正直どうなのだろう?

 

もちろんそんな人ばかりではないし、すぐに防災を見直す姿勢はみならふべき。

しかし、今まで備えが甘かったことを慌てて取り繕おうとして

周りがよく見えていないがゆえの行動とも思えるのは私だけ…?

 

 

 

  天災があるほうが自然

 

被災しない不安

 

これまで自分自身が大規模災害に遭遇したことは無く

恵まれた環境であると同時に それが当たり前になってしまうことに不安があった。

 

様々な被害情報をメディアでしか学ぶことができないので

想像の中だけで恐怖を膨らませてはパニックに。

 

被災者の方々に協力できる財力や勇気を持っているわけでもないので

ただ安住していることに罪悪感もあった。

 

ねこちゃん(母)が「そんなことなら節約を心がけなさい」と助言してくれたので

節約に尽力していたことは自らの防災にもなっている。

 

実際 多少なりとも被災した立場におかれてみると

驚きや目の前のトラブルに対処することで いっぱいいっぱい。

人によっては違う気持ちかもしれないが、個人的には

誰かに頼りたいというよりも、神様にすがりたいといった気持ちになった。

安全に暮らせている人達に対する恨めしさなどは微塵も湧いてこなかった。

罪悪感なんて救いにもならないし、なんの意味もない

 

冷静かつ的確に被害状況を学ぶことのほうが よっぽど大切。

 

 

いつ起きても不思議じゃない

 

各地で災害に見舞われる事態は年々増えてきて

常に緊急時にはどう対応するか身構えておくといった

itaki の危機管理能力が日々向上してきている。

 

浮世でも「自分の身は自分で守ろう」的な風潮が強まってきている気がする。

 

 

でもやっぱり「みんなが助かるように」という願いに限界があることは

簡単に割り切れることではないし、やり場がなく辛すぎる現実。

死者が出てしまったり

私たちの血となり肉ともなっていた生き物たちが命を落とした

という情報は信じることができない

 

今できることって何だろう。

 

 

 

  地球は警告してくれている

 

私達は地球に大規模な人工的環境を創って暮らしている。

 

でもそこには地球がベースにあることが絶対条件であり

いわば人類は地球先輩に住まわせてもらっている。

 

なので 本来ならもっと先輩に感謝しなければならない立場でありながら

好き勝手に汚染・破壊しているのが現状

 

地球先輩はとても恵まれた寛大な星。

 

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『 chikyuu 』  クーピー パステル 5.5×5.5cm

 

先輩は ここに住む限りいつだって危険は隣合わせにあることを

時々教えてくれている。

 

それを十二分に踏まえた覚悟の上

私達は地球先輩と上手くやってゆかねばならない。

 

 

だから itaki は あちこちで地球が猛威を振るう度にこう思っている。

 

「今まで何事も無かった生活こそが 地球先輩の与えてくれていた奇跡の毎日なんだ」

 

 

環境を乱す強欲な人間は醜いけれど

 

居場所を失っても またゼロから強く生きようとする人間の姿は とても美しい

 

苦しい今にもどうか 小さな幸せが見つかりますように。

 

ukiyo-beginner.hateblo.jp

 

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心の避難袋には 地球に住する『覚悟』も入れてみては。

 

 

 

 

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