浮世みならひ

まっさら新米の心。恩師は冷ごはん。

応募すら試練《ひきこもりシリーズ》

 

確かに 相変わらず ひきこもっている。

 

でも

 

この先 “終わり” が来るまで

ずーーっと ひきこもって眠っていたい

 

わけでもない。

 

 

「外に出て もっと浮世と関わりたい」

「元気なら 働きたいな」

 

と 毎日 切実に 思ってる。

 

 

こうなってしまった今も

コミニュケーションというものへの憧れは かろうじて まだ残っているらしい。

 

 

   も く じ

 

 

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  働きたいっ(働けない気がする)働きたいゾ!(ムリ) 

 

しかし 責任が伴うに就くのは

今は まだ難しい。

 

 

いつか 働くことを 夢見る ウブな itaki。

フリーペーパーの中から そそそっ と持ってきた求人誌を眺めては

自分の働く姿を脳内でシュミレーション…

 

 

     わく わく

 

どき どき

 

              ばた ばた

 

   おど おど

 

                          くら くら

 

ぐぇっ げっほ ぐえぇ~~~

 

     やっぱ 怖い 吐きそ~

 

 

こんな感じで 求人を見ただけで体調を崩し

応募なんて できたもんじゃない。

 

 

「体調が悪いって 具体的に何? 働けない程 辛いわけ?」

「あなたは 我慢というものを 知らないの?」

 

と イライラする方もいるかもしれないが(実は 俺自身が一番イライラしているが)

 

客観的に周囲から見ると どうやら itaki は

 

程度や限界が分からず すぐに無理をして潰れてしまう 燃え尽きタイプ

 

のようである。

 

 

 

  働かないまでも

 

そこで最近は 興味のある講座やイベントに参加しようと試みている。

平日のイベントだと 周囲から不審者への眼差しのようなものを向けられることもあるが

まあ なるべく気にしないように…。

 

当日参加OKのイベントは 気まぐれに ひょこひょこ 参加している。

 

当日参加ができるイベント = 定員がルーズで大規模なイベント

               もしくは ターゲットがごく一部に限られる内容であるなど

 

ということになるので

全てのイベントを当日参加には 当然できない。

 

 

 

  そこで試練となるのが
   予約・申し込みが 必要なイベント!!

 

さて どんな予約方法がありましたっけね。

 

 

電話

 

まず 最も手っ取り早いであろう 電話予約は どうしてもキツい。

どんだけキツいのかというと

 

これ1本で 1日分の食物繊維!

電話1本で 1日分の体力消耗!

 

っていうくらい。

 

 

メール・FAX

 

それに比べればメールやFAXは かなりラク

だけど逆に相手の様子が 電話以上に全く読めずに不安だし

いつ返事が来るか 落ち着かないし

大抵 結果のお知らせは 電話から優先してかかってくるので

それを想像しただけで もう

送信ボタンが時限爆弾のスイッチに見えてきて 怖くて なかなか送れない。

 

出来ることなら 自分の電話番号を書きたくないけど そういうわけにもいかないし

主催者側だって お知らせに 逐一 メール打ってる程 暇じゃないことも 分かってる…

 

着信音が鳴れば キュウリを見た猫みたいに驚くし

音を切っておいても 着信履歴を確認した途端 緊張でサーっと血の気が引いてきて

「やっぱり申し込むんじゃなかった~」と悔やんでしまう始末。

ホントに参加したいのかね…? いやぁ したいハズなんだがね…

 

 

SNS

 

最近は 「SNSで参加意思を示してくれると 助かります」とか

「参加方法は簡単!SNSで…」とか イベントに限らず増えたよねぇ。

 

とても便利で画期的でありながら SNS

現況の自分の性分に合わないツールであって

そもそも進んでは使っていないせいで ちょっとな~ってなる。

 

 

 

  というか 参加意欲モリモリなら
  
とっくに応募できてるピヨ?

 

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ヒタキ

 

まず 応募に踏み込む以前に

とにかく最悪の事態ばかりが 浮かんできてしまう。

 

「イベントに知り合いが居たらどうしよぉ」

「馴染めるか不安」

「前日になって 行けなくなったらどうしよう」

「そうなった時に 断りの連絡を入れる気まずさを考えただけでも 幻滅する」

 

そうして どんどん応募が遅れて

 

「もう締め切りました」

 

やっぱりか… 残念。

 

とタイミングを逃すのが 最近の定番になりつつある。

 

 

自業自得だと頭では分かっていながらも

ひとりバカみたいに浮き足立っていた心が

浮世から一気に突き放されたみたいでツラい。

 

行きそびれた itaki

行っていたら 楽しかったかもしれな itaki

行くことが いつの間にやら 楽しみから義務に変わって itaki

行かなかった自分を責める ウジウジ itaki

 

それなのに 半分ホッとして itaki も居るので なんだか呆れる。

 

 

大抵は 電話やメールで

 

「ごめんなさいね」

「また機会があったら参加してくださいね」

 

丁寧に 締切のお知らせをしてくれる。

 

そうすると 参加できないまでも

一歩踏み出せたような気持ちになって励まされる。

 

 

 

  ところが先日

 

少し冷たい対応を受けて

そんなことは今まであまり無かったこともあり 傷ついた出来事が…

 

 

開催間近 もう遅いかもなとも思ったが 応募期間内ではあったので

ダメ元で とある講座に申し込みのメールを送った。

 

ところが 前日になっても 何の連絡も無かったため(そもそも 連絡が無いこと自体 異例)

もう遅すぎて とっくに締め切ってしまったのだろうと思った。

 

しかし 万が一 メールが届いていないとか

失礼があったという可能性も考えられなくはない。

 

こちらからメールだけしっぱなしも 良くないと思い

状況確認のため 勇気を振り絞り 苦手な電話をかけてみることに。

 

 

プルルル…

 

相手「…もしもし(既に不機嫌な声)

 

itaki「あの 明日そちらで行われる講座に応募…(と 言いかけて)

 

相手「あ もうそれは大分前に締め切りましたので」

 

itaki「あっ そうなんですね わかりました」 ブチッ ツー ツー ツー…

 

 

えっ…?

 

 

特に酷いことを言われた訳でもない。

 

たまたま電話対応の人がご機嫌ななめだった とか

さすがに遅すぎるわって 思われた とか

めちゃくちゃ忙しかっただけ とか

理由はいくらでも考えつくし

普通なら さして気にならないような 対応かもしれない。

 

というか 半分くらいは俺に否があるんだろうよ。

 

しかし 今の itaki のメンタルには

存在自体を拒絶されたようにしか感じられず

真っ暗なところに置き去りにされたくらいの ダメージを喰らった。

 

 

今度こそ 早めに応募しないと

また悲しい思いをすることになりかねない

 

 

これを 教訓に

 

 

できるほど 強くもねーし… (弱すぎる逆ギレ)

 

気が重い しんどい

 

あーあ