浮世みならひ

まっさら新米の心。恩師は冷ごはん。

これからは0

 

『なんとなく7』に続き これからは「 」です。

 

別に今回は数字が好きな話ではありません。

 

 

 

   も く じ

 

 

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  ずっと前に投稿した こんな記事

 

ukiyo-beginner.hateblo.jp

 

あーぁ まさに ダメ itaki

 

この頃から 私は 内心かなり焦っていた

「このままじゃ いけない。

何か新しいこととか なんでもいいから はじめなくっちゃ。

ボーっと生きてたから 無知で恥ずかしい大人になっちゃったんだ。

変わらなくちゃ!」

 

「ボーっと 生きてんじゃねーよ!」って チコちゃんに叱られる!

 

でも そんな気持ちが強くなる程

恐ろしいくらい体が動かなくなってきて

やりたいことの1%もできなくて

そして 以前に増して 自己否定が強くなって

毎日 ただただ自分に対して

イライラ イラッイラッ していた。

 

いつも傍に居てくれる ねこ(母)にも 八つ当たりをしてしまっているようで

幾度となく

「どうしてそんなに怒ってるの?」

「何がそんなにイライラするの?」

「お願いだから 怒らないで」

「そんなに 嫌なら もう ねこ居なくなるよ」

などと 言われてばかり。

 

理不尽な怒りにずーっと振り回されている ねこのダメージは きっと想像以上…

 

もはや 1日のうち8割くらいは 怒っている

残りの2割は 怒ったことによる疲労・虚無感・罪悪感…。

 

「もう 疲れた。ねこ 本当にごめんなさい。何のために 生きてるんだろうか。」

 

イライラや 悲しい気持ちをかき消したいがために

過食・過眠にも なりがち。当然体調も悪化。

 

転機どころか 何にも前に進めてない。

どんどん退化している。

 

 

 

  生まれ変わるための努力が
       結果プラスになっていないこと 8選

 

簡単なことからでも やりたいことや 新しいことに チャレンジする

 

やる前から 怖くてできないことが多い。

 

やってみても 体調が悪かったりして 器用に効率よくできないから

最初は新鮮でも すぐに苦しみに変わる

「あーもう やりたくない。続けられなさすぎて マジうんこ。」

 

不器用すぎて 簡単なこともあんまりできない

「こんなことも できないとか 情けない。」

 

ほとんどやってもいないうちから 挫折するので

「できなかった」「楽しくなかった」のリストが増えて

嫌いなことばかりになる

 

 

知らない人に会ってみる

 

自分のコミニュケーションスキルに嫌気がさす。

どう思われてるか不安になりすぎて 集中できない。

というか もはや 嫌われているとすら思いはじめる

なんとか聞き役に徹しても 結局 相手と自分を比べたりして悲しくなることが多い。

 

たまに 人から褒められたりすることがあるが

偽物の自分を褒められている気がして 悲しいどころか 恐怖を覚える

 

 

過去を研究してみる

 

「今の自分がダメでも 昔の輝いてた自分に何か変われるヒントがあるかも。」と

思い出を探ってみても

その時できたこと ”  = 「今の自分にもできること」でもなくて 悲しくなる。

 

 

やりたいことを探してみる

 

お金のかかるようなことばかりで

お金をかけなくてもできる努力は する気になれなくて

贅沢な自分が嫌になる。

 

 

娯楽に時間を費やす

 

娯楽中は 意味もなくドキドキ ワクワクしていられるが

あっという間に時は過ぎ 我に返ると 瞬間 現実に引き戻され

それまでは気づかなかった疲労が一気に押し寄せてきて

「夢の世界とは違って 何者にもなれない自分」や

「時間を無駄にしてしまった気がすること」に イライラする。

 

 

気晴らしと運動がてら 散歩する

 

平日に散歩すると 無職の不審者だと思われている気がして 視線が痛い。

休日に散歩すると 人が多くて みんな輝いて見えて 辛い。

 

 

部屋を片付ける

 

散らかりすぎてて 全然進まないから

「こんなに散らかした自分」「片付けられない自分」を責める。

 

 

ポジティブな言葉だけを口にして 自分のことも褒める

 

一度でもうっかりとネガティブな言葉を発してしまった途端 何もかもが嫌になる。

褒めれる内容がショボくて 馬鹿らしくなってくる。

 

 

 

ほんっと 悪い方向に「自分」しか見えてない ナルシスト

主語が「俺」ばっかりとか ナンセンスすぎて笑えてくる。

そうじゃなかったら プラスになりそうなことしかしてないように思うのだが。

ここまで極端ではなくても

みなさまも 少しくらい 似たような経験 ありませんか?

 

 

 

  ある日 ねこは言っ

 

《 いっかい 0 になってみれば 》

 

 

はっ とした。

 

今まで 自分を否定することで ダメな自分に罰を与えて

現実を見ている気になっていたけれど そうじゃなかった。

 

私が思っていた本当の自分は

過去の輝いてた自分」とか「これからなりたい理想の自分」とかで

そうなることしか考えてなかったし

そうじゃない自分なんて 全部 偽物だと思っていた

 

 

でも本当は 今の私には 何も無いんだ

空っぽなんだ。

 

 

これまで 生きてきて 私なりにはそれなりに頑張ってきたつもりだったし

浮世的には 無職だけど

本当はもう少し本気を出せば 輝く何かが眠っているに違いないとか

それとも もしかしたら 自分もまだ気づいていない才能があって

誰かがそれを見つけて「君を待ってた!」って歓迎してくれるかもなんて

ほんの少し いや半分本気で 期待してしまうことも たまにある。

 

なんだかんだ 私も夢を見ていたんだな。

 

 

しかし そんなことは 忘れて

 

今日から私は「過去」も「未来」も捨てて 0 になる。

 

「気持ちを一新しよう!」とか その程度のやんわりしたことではない。

 

今までやってきたことも全部捨てて

強い友情 憧れていたあの人 充実していた日々 諦めかけた夢…

そんなことも一旦 無かったことにして

記憶喪失になるのだ。

 

酸いも甘いも噛んだことの無い 生まれたての赤ちゃんになって

真あたらしい浮世から 様々なことを 素直に吸収していく。

 

 

そのつもりで 生きようと決めたその日

私は 何十年かぶりに 自分を許すことができた。

 

これも いつまで続けられるか分からないし

自分を否定し続けていたのは長年の癖だから

また 度々 元に戻ってしまうかもしれないけれど

これが 今の私には 最善の生き方かもしれない…

 

そう信じて この浮世で 0から頑張ってみる。

ねこ いつもありがとう。

これからも よろしくお願いします。

 

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