浮世みならひ

まっさら新米の心。恩師は冷ごはん。

足元グラグラの君に

 

まっさら新米の心を忘れずにいたい itaki です。

 

記事を書こうとしたら「自立って何だろう?」って…

あーっもう! なんか脳内とリンクするお題ばっかり次々出てくるから

他の記事が全部 中途半端ではないか。

なんてまぁ、自分の手が遅いことを はてブロさんのせいにしつつも

またお題記事を書きます。ギリギリ歯ギシリ Let's FLY!*1

 

 

 

   も く じ

 

 

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自立なんてその気になればいつでもどこでも出来てしまう

 

たとえ まだ子供であっても、実家暮らしであろうとも。

 

 

 

  自立の間違った捉え方

 

自立とは『 誰にも迷惑をかけずに生きる 』こと

 

と 思いがち。

 

しかし 突き詰めれば

 

迷惑をかけない = 人と関わらない

 

ことになる。

 

誰かと接するだけでも 相手に時間を取らせてしまっているしね。

 

なので 誰にも知られずに無人島に暮らすようなことでもなければ

それは不可能なことと言えるだろう。

 

 

 

  迷惑は自立への近道?

 

本来の自立とは

 

自分の意志で選びとり、自力で行動すること。

その結末も自己責任であること。

 

だと思う。

 

「あれっ 人に迷惑をかけている時点で 自力で行動できていないのでは?」

 

でもね 急に最初から全てを一人でやってみようと努めたとして

よっぽど器用な人間でない限りは

どうしても分からないことや出来ないことにぶつかると思うんだ。

 

それを克服するには 自力では埒が明かないこともある。

そんな時は 一方的に誰かに頼るのではなく

協力してもらうことを薦めたい。

 

周囲から協力したいと思ってもらえる存在になろう

 

★ 周囲に壁を作らず素直で寛容

★ 自分の弱点を受け止める勇気がある

★ 人に対しても柔軟

★ 寄り道を厭わず 面倒くさがらない

 

+α 普段から善行を積んでいると なお良し

 

 

協力してくれる者は 何かしら君の能力を認め、望んで協力をしている。

ただただ迷惑だと思っているのなら そんなことはしない。

むしろせっかくの気遣いを頑なに断るほうが 相手に失礼かもしれない。

 

結局は協力を得られるか否かだって その君の能力次第なのである

 

協力してもらううちに 他者から多くをみならひ 吸収し

やがて本当の意味での自立ができるだろう。

 

 

 

  赤ちゃんになあれ

 

赤ちゃんだって自分で立てるようになるには

親の支援を経て いつの間にかコツを掴んで自立できている。

 

親だって我が子が立ちあがる姿が見たいから協力しているのであって

決して迷惑だなんて思っているはずがない。

 

透明から

言葉が話せるようになったり ぐんぐん成長して

その子の色ができてゆく。

 

 

君も赤ちゃんのつもりで まずは能力をリセットしてみよう

 

実力を過信しているうちは 自力で全てをこなすことも

自分の責任を背負うこともできないから。

 

環境とのバランスを取って 重力に負けないようにしっかりと立とう。

 

 

 

  その気になれば

 

「一人暮らしさせてもらえないから 自立できなーい」なんていうのは甘え。

どんな環境に居ようと その景色から 自発的にみならひたいものを探したらいい

そこでは見つからないのなら それに出会うことに備えて 訓練するもよし。

もしくは 一念発起で一人暮らしなり 他の環境へ飛び込む努力をすればいい。

 

真剣本気の君には きっと協力者が現れるはずさ!

 

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うーん…

 

「itaki 暑苦しいの 苦手なのよね。*2

 

こういう心理カウンセラー気取りの自己啓発系の文章がもうウザい。

自分への応援のつもりで書いたのだけれど 自分が嫌いになる一方だなぁ。

 

こんな卑屈な考え方では まだまだ足にも力が入りませんな。

 

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ぐでたまチョコ 占い付

 

ねこ(母)が気まぐれに買ってきてくれた

10円玉サイズくらいのチョコなのだけれど どことなくねこ似?

 

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= 追伸『ぷち告白』=

 

そんなニート itaki だけれど 近々ついに

ずっと怖気づいていた派遣会社の登録にいってきます。

 

お恥ずかしながら 人生初です。

 

やっぱ「働くあなたを応援します!」みたいな白々しい態度の

コーディネーターがいるのかねぇ…

 

ちょっぴり不安だねぇ…

 

でもこれも自立への一歩だよね。

相手が誰であろうと 人との関りって大事! すまいるすまーいる ♪

 

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#わたしの自立

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*1:映画『地獄でなぜ悪い』ガガガはみがき より

*2:かぼちゃとニシンのパイが嫌いな少女風。

探る 透明の男

今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」

 

 

生まれてこの方おじいちゃんに会ったことがない。

 

 

そして これから先も決して会うことはできない。

 

 

なぜなら itaki が誕生するよりずっと昔に若くして浮世を去ってしまったから

 

 

今回のお題を機会に 家族にかしこまって

よく知らなかったおじいちゃんのことを取材してみました。

 

 

 

   も く じ

 

 

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  透明の母

 

彼の記憶に本当の母親の姿はなかった。

それには時代に伴った何らかの理由があったようだが

物心付く頃には血の繋がりのない母や兄弟と暮らしていたという。

 

といっても 不幸だったというわけではなく

周囲からはとても可愛いがられ 大切に育てられていたらしい。

 

自身と弟妹とのギャップには 心細さを感じていたかもしれない。

けれど みにくいアヒルの子のように やがて大人になれば

浮世にアイデンティティを発揮できる居場所を見つけて生き抜く

底力を隠しもっていそうな 孤高な印象の男だ

 

そもそも彼はその関係性を幾つの頃から理解していたのだろう。

やはり 実の母に会いたいと思うことはあったのか

或いは 捨てられたことに対して 恨みつらみを抱えていたのか

 

真意は永久に謎のまま。

 

しかし 片親家庭でも愛されて育った itaki が推測するに

共に過ごした記憶すらない実の母は 彼にとっては ほぼ他人に近い存在で

興味や恋しさがあったとしても

どうしても会いたいという強い意志までは無かったのでは… と思う。

 

会えずに後悔するかどうかは その人の生き方次第なのではないか

 

 

おじいちゃんが生きていたなら

家族に存分に甘えられる 幸せボケした itaki を ズバッと一喝してほしい。

 

 

 

  未来を歩く英語教師

 

彼は英語をこよなく愛していた。

 

公立学校にて英語を教えていたが、もともと教師を目指してはいなかった。

 

先生としての威厳を保とうと

立場を振りかざして偉そうに振舞うようなことは決してなく

常に自然体で 生徒に対等に接していたので、バカにされることもあったという。

 

ビジネス的に 受験対策を目指した授業をしたほうが

その場限りでは分かりやすくて 学生には役に立つのかもしれない。

 

しかし 彼の授業の根本には新鮮かつ上質な英語を教えるという信念があった

 

そのために仕事と並行して ネイティブな英語を教えている人の元に毎週通い

自らも学び続けていたというから驚く。

 

今でいえば 英会話教室の講師などのほうが向いていたのかもしれない。

 

生の語学と文化に触れるため 自費で渡米をしたことも。

当時 それは非常に珍しく 先進的な行動だったという。

きっと広い世界を知って、より英語への熱意が深まっていったに違いない。

 

 

itaki には 壮大すぎるよ おじいちゃん。 itaki 心の俳句

 

英語が苦手で 世間知らずな私に

世界の広さや英会話の魅力を教えてはくれませんか?

 

itaki も 海外 行ってみたい!

 

 

 

  審美眼

 

クラシック好き・美食家・読書家・写真家…

 

家族を頻繁に美術館や旅行に連れて行ってくれるお父さん

 

単独でも車を走らせたり

珈琲が好きで純喫茶の本格派を飲みに行ったり。

 

 

itaki にも少しはその遺伝子 受け継がれているかしら?

おじいちゃんとギャラリー巡りしてみたかったなぁ。

 

 

 

  笑う

 

家族や生徒の前ではどちらかというと寡黙な男。

 

しかし 昔ながらの友人とは頻繁に親睦を深め、よく笑っていたという。

 

 

もう少し長生きして年を取ったら

家族の前で 穏やかな笑顔を見せてくれるなんてこともあったのかな。

 

 

 

  不自然な死

 

先天性の病

 

学生の頃から心臓疾患により 諦めなければならないことも多く

結婚してからは 通院をして大量の薬を服用していた。

 

しかしその薬のおかげで なんとか通常に生きることができていた

 

 

完治の可能性

 

そんなある日 人伝に

その病気を手術できるスーパードクターが居る』という話が舞い込んできた。

 

同じ病気を患っていた知り合いも 実際に手術を受け

術後 見違えるように元気を取り戻し

薬など飲まなくとも暮らせるようになったのだという。

 

医師から「特別リスクを伴う手術である」という説明があったわけでもなかったので

彼の妻(おばあちゃん)は

「もしそれで今よりもっと元気になって長生きできるのなら…」と 手術を薦めた。

 

彼は初め あまり乗り気ではなかったが

妻が自分の健康を願ってくれていることもあってか 手術を受けることを決意。

 

 

手術当日

 

前日になって急に “手術に100%はないから” と医師は言った。

今までそんなことは一切 口にしていなかったのに。

 

 

手術室の前で成功を祈り見守る家族。

 

 

ところが終了予定時刻になっても 手術が終わる様子がない。

 

 

しばらく不安に思って待っていると

突然「出血量が多く、血液が不足している」と言われる。

 

彼の弟妹が 深夜でもめげずに必死で職場の同僚に連絡して

献血をお願いし 血を集めて 輸血をした。

 

 

ところがその後 手術室から出てきた彼は

 

もう 死んでいるような顔をしていたという

 

 

集中治療室

 

手術はどうなったのか。

 

彼は集中治療室へ移された。

 

 

様子を見に行くと そこにいた彼は もう植物状態だった。

 

 

抑揚のない医師の声から

 

現在は電気ショックを与えて心臓を動かしているため

機械を止めたら死にます。どのくらい続けますか?

 

というニュアンスだけが変に浮いて聞き取れた。

 

 

どう見ても もう戻ってくるような姿ではなかった。

 

電気は切られた。

 

「ご臨終です。」

 

 

病院側の死因の理由としては

 

「もともと通院していた病院側の検査データに見落としがあり

手術に耐えられる体ではなかった 」と。

 

 

そうして ある年の冬、娘(itaki の母)は まだ中学生のうちに 父を亡くした

 

 

「もし手術をせずに まるで食事のように薬を飲む生活を続けていたら

もう少し長く生きることができたのだろうか?」と 妻は自分を責めた。

 

 

人ってそんなに簡単に死んでしまうのか

身近な死に触れたことの無い itaki には まるで信じられない話だった。

 

 

 

そして現在

ねこちゃん(母)は 同じような体質で通院し やはりご飯のように薬を飲んでいる。

 

 

不自然な死がもう繰り返されることのないように

ねこちゃんが遠くへ行ってしまわないように

itaki が ねこちゃんを守らなきゃ…!

 

 

 

  溢れる追悼

 

彼の葬式には真冬であるにも関わらず

お寺に入りきらない程の教え子たちが押し寄せた

 

おとなしくて 人気のある教師でこそなかったものの

英語に対する実直さ、本当は人間味に満ちていて根は優しいこと…

それも 伝わる生徒にはきちんと伝わっていた。

 

 

itaki も 先生の授業 受けてみたかったな…

 

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今回 家族に取材をしてみて

まるでリアルタイムに家族の一員であったかのような 生々しい感覚を覚えました

 

いままでのおじいちゃんは 居るようで居なくて

ぼんやりと実在しない透明人間のように映っていたのですが

今では 懐かしくも鮮明に 心の中で生きている気がしています

 

これからは お仏壇のお参りをするにも

正面に座って聞いてくれているおじいちゃんを意識して

もっと素直に語りかけることができそうです。

 

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さて 納期遅れにはなってしまうけれど

itaki のまだ生きている おばあちゃんの取材にも挑戦したので

後日 アップしたいと思っています。

 

かなり強烈な人ですよ…(震え声)

 

 

 

 

たからさがし

今週のお題「わが家の防災対策」

 

 

お家が揺れて ショックよりもびっくりがすごくって

おぼろ気 itaki です。

 

余震で眠りが浅いせいもあるかもしれません。

 

 

しかし実は こんな時だからこそ 意外に幸せなシーンもあります。

 

それは油断していることとは違っていて

案外 よきよき傾向だと思うのです。

 

 

   も く じ

 

 

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  日々の宝をあつめて

 

北海道で地震が起きてから『たからもの』が増えた気がする。

 

たとえばね

 

家族だんらん

 

こんなことでもないと みんなで集まることってあんまりないんだよな。

 

 

トモダチ

 

itaki にも心配してくれる人が居たなんて。

 

 

できること

 

今まで「自分なんか家族の役に立つわけがない」とヘソ曲げ itaki だったが

自分でも出来そうなことで 少しでも家族に協力させてもらって

ちょっぴりやりがいを感じていたりする。

 

 

おやつ

 

震災前日に食べたセブンスイーツ↓ がめったやたら恋しくなったり。

セブンのほうじ茶スイーツ【なると金時もんぶらんとほうじ茶の和ぱふぇ】食べてみた。 | 茶活 CHAKATSU『お茶と毎日を愉しむ』

 

少なからず残っていた道の駅のお菓子↓ を食すタイミングに真剣に悩んだり…

 

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北海道限定 なまらうまい うに味棒

 

おおぅ 眩しい…! THE『たからもの』ですな。

『うにぼう』 なんとも愛らしい響き。

これは いわゆる浮世で流通している うま〇棒 的な?

 

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色はふつう

 

ごくりっ。

もっとオレンジがかったものを想像していたけれど、色は普通のスナック菓子。

 

「サクっ」

 

うに 噛むとあっさり塩味だけれど 外側のシーズニングに ほんのり うにの風味アリ!

シーフードとか えびのシーズニングとは全然違っていて

個人的には牡蠣に近いコクを感じた。

 

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原材料名

 

ウニ丼風味シーズニング が調合されているみたい ♪

 

あっ つい食レポが…

 

話が脱線してしまったけれど

 

ありものだけで工夫したら 新発見の絶品デザートができたりも。

また今度紹介しますね☆

 

 

ずっとパンが手に入らず 食べられないでいたので

昨日は早起きしてパン屋さんに行き 焼きたてのパンを購入。

 

ソフトフランスパンかぼちゃパン(かぼちゃ餡入り)。

 

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『 ソフトフランス かぼちゃパン 』 色鉛筆 5.5×5.5cm

 

今まで朝からパン屋には行くことなんてなかったな。

焼きたてなんていつぶりだろう。

 

何だこれ…!! 天国?!

このお店のパンってこんなにふもかったのぉお!?*1

 

 

失せもの

 

面倒であんまり片づけていなかった物も全て

ごっちゃごちゃに散乱してしまっているので 整理していると

なくしものや 思い出のもの

さらには避難に役立つグッズなど どんどこ出てきた。

 

皆様の家にも 思わぬところに

大切な写真だったり『たからもの』が眠っているかも。

 

見つけたら それぞれに相応しい『たからばこ』に入れて

もしもの時にも 破損から免れることを祈って大切に保管しよう。

 

収納の見直しや模様替えにもなって モチべアップ↗

 

 

満天の星

 

ブラックアウトの夜はとても晴れていて 多くの人が不安に包まれる中

札幌にも まるで田舎のように たくさんの星が輝いていた。

 

たまたまラジオで紹介していたおたよりでそれを聞いて 窓から外を覗いてみた。

 

「ひょっほー☆ ホントだぁ きれいっ!」

 

道民よ ありがとう。

 

 

 

ほとんどが おやつのハナシになってしまったが

これらの『たからもの』たちも もっとひどい被害に遭っていたら

その大切さに気づかぬうちに失っていたものかもしれない。

 

一昨日は 道外でも揺れが観測されたようだし

豪雨が集中した関西の現状だって まだまだ厳しいだろう。

この先 日本はどうなってしまうのか。

 

無事でいられる今日 有難い日常に感謝して

皆様も 天災に関わらずとも『たからさがし』をしてみては。

これならすぐに 0円からはじめられるハズ!

 

 

 

  気づく力

 

『たからもの』に気づく力が備わると 芋づる式にどんどん発掘される。 

 

あんなところにも、こんなところにも!

 

この『気づく力』をぜひとも防災として身に付けてほしい。

 

 

そうすれば 困難な状況下にも ゴミが『たからもの』に変身したり

きっといいアイデアに繋がると思うから。

 

 

 

= 追伸『ぷち告白』=

 

時間を止めて 浮世を絶っていたつもりの itaki ですが

 

震災前になって ドラマの急展開みたいに驚く出来事が

立て続けてありました。

 

約6年間ずっと片思いしていた人が結婚してしまったり

10年以上も会っていなかった親戚と再会したり…

 

また 震災前日には ねこちゃん(母)が(itaki の手料理の中で最も)

好物のオムライスを作ってほしいと おねだりしてきたり

普段なら電気釜でお米を炊いているはずの祖母が

なぜか電気を使わないお鍋で炊飯していたり。

 

これから地震がくるなんて 全く知らないはずなのに

 

運命? 本能?

 

ふしぎです。

 

 

 

 

こちら↓ も よかったら


ukiyo-beginner.hateblo.jp
ukiyo-beginner.hateblo.jp

 

 

この記事↓ の「絵が怖い」ってねこちゃん(母)に言われてしまいました。

 

ukiyo-beginner.hateblo.jp

 

精神状態 反映されちゃったかな たしかに奇怪かも。

 

 

*1:『ふもい』は 美味しい のこと。itaki の造語。