浮世みならひ

まっさら新米の心。恩師は冷ごはん。

放屁ブログ?

 

長らくご無沙汰しておりました。

書(描)きたいこといっぱ itaki です。

 

じゃあ なんでこんなに記事数が少ないんだ?矛盾している!

本当はもう ネタ切れなんだろう?

(幻聴)

 

うーーん そうですねぇ… まず

 

放屁を我慢するのは体に悪いです。

でも itaki はイタチ科の生物ですから

文字では伝わらないそれはそれは強烈な臭いを…

 

「あっ 閃いた」

 

こんな風に唐突に アイデアの卵は 毎日ポコポコと脳内で孵化しているのです。

ネタ切れじゃありません。

聞こえますか?

生まれたての雛の鼓動が。

 

さて この子達を育てられるかな?

 

 

 

   も く じ

 

 

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  もてあます もんすたー

 

ん? よく見るとこいつら 鳥ではないらしい。

名前の無い謎の生命体たちは こちらの都合などはお構いなしに

奇声を発しながら 俺の頭の中を縦横無尽に駆けまわっている。

 

ええと まずは名前をつけなくちゃ。

「クギキー! ヒャーボゥ!」

な なんて騒がしいんだ…先が思いやられる。一人では とても手に負えないよ。

いくらなんでも 子だくさんすぎる。

思いつけばいいってもんでもない。

まさに 保育士不足で管理の行き届かない保育園のような状況。

脳内 待機児童だらけ。

 

パ パンクしそうぅ。

 

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はぁ 今日は何羽ケージから脱走しただろうか?

悔しいことに 逃げ出した子はどんな子だったかすら 思い出せない。

どこかで私のアイデアは拾われて 既に他所の子になってしまったかも。

 

もっと要領よく この子たちと向き合えてたなら こんなことには…。

 

 

  育児放棄

 

しかし 記事を書き始めたとて 理想や不安にかき消されて 未完成になるのがオチ。

 

雛(?)たち「ねーねー 僕のことも書いてよー」「俺もー」「あたしもー」

itaki「うっさい!分かってる!でもあんた達のことなんかそのまんま書いたって 万人には伝わらないし 非常識だと思われるかもしれないでしょ!?そもそも 無職のくせしてこんな呑気にブログ書いてること自体きっと間違ってる!あんた達に構ってる暇ないんだから!」

 

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とにかく 次々に自分へのイライラが噴出してきて

何匹かの雛が頭から逃げ出し

「また無意味な時間を過ごしてしまった」

「ひとつの記事すらまともに書けないなんてクズ過ぎる」などと落ち込み

疲れて眠くなって なんとなく嫌になって 育児放棄(書きっぱ)。

 

 

  自縄自縛 

 

『浮世みならひ』は ニートitaki にとって

わずかながら浮世と通じることができる扉のひとつ。

 

まだたいして続けてもいないのに もう早*1 その扉を自ら狭めてしまっている。

私の理想↓ は そんなに高かっただろうか?

 

ukiyo-beginner.hateblo.jp

 

そうとも思えないけれど とにかく今は 人の話を聞けないどころか

まともに文章すら書けずにいる。

 

 

  おさそい

 

ところがどっこい 最近はてなさんから

「そろそろ次の記事を投稿してみませんか?」って誘われて ただの自動送信メールですが

勝手に慰められたような気持ちに。

 

投稿がちょっと途絶えただけで死ぬわけでもいないのに

こんなにも強い焦燥感に駆られるくらいなら

少しずつでも 駄文でも投稿してみようかしら?

 

誰かに 背中を押された気がする。

 

 

  いっそ こいてもいいですか?

 

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セクスィー すかしっ屁

 

個人的な心のモヤモヤは くどくどと書き連ねても誰のためにもならないし

頑張っていたりポジティブな読者にとっては 害になるか 理解しにくくなるだけだし

そもそも性格ブスを正当化して開き直っているようにしか見えないであろう

俺のつたない文章を

あわよくば誰か気に留めてくれるかも なんて思っていたとしたら

それは甘えであり かまってちゃんで まさしく自意識過剰の極みである。

自分で書きながら虫唾が走る。

そんな醜い毒を少しでも他人の目の触れる可能性のある場で放出すること自体

エレベーターで屁をこくレベルであるまじき行為なのではないのか。

おいおい なんで誘ってきたんだよ はてな

 

でもそのくだらねえ毒を どっかの誰かも抱えているかもしれない。

近い考えを持つ人が居るのだと知るだけで 一瞬心が軽くなることがある。

救いようのないドキュメンタリー番組にも 共感という救いに似た何かがあるように

もしかしたら私がありのままの毒を共有することで 誰かが

「あ 屁が臭いのは俺だけじゃないんだ」って安堵してくれる可能性も

無いとは言い切れないし。

 

これからは 毒ガス兵器みたいな感情もひっくるめて

プロの屁こきとして もっと素直に 雛(?)たちを育ててみようかな。

 

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今後あまりの低レベルな投稿に 読者様にも文字越しに

うっすら臭いが伝わってしまう恐れがありますが ご容赦ください。

 

プワワ~ン…

 

 

*1:「思ったより早く」「想像以上に早く」といった意味の 北海道弁

足元グラグラの君に

 

まっさら新米の心を忘れずにいたい itaki です。

 

記事を書こうとしたら「自立って何だろう?」って…

あーっもう! なんか脳内とリンクするお題ばっかり次々出てくるから

他の記事が全部 中途半端ではないか。

なんてまぁ、自分の手が遅いことを はてブロさんのせいにしつつも

またお題記事を書きます。ギリギリ歯ギシリ Let's FLY!*1

 

 

 

   も く じ

 

 

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自立なんてその気になればいつでもどこでも出来てしまう

 

たとえ まだ子供であっても、実家暮らしであろうとも。

 

 

 

  自立の間違った捉え方

 

自立とは『 誰にも迷惑をかけずに生きる 』こと

 

と 思いがち。

 

しかし 突き詰めれば

 

迷惑をかけない = 人と関わらない

 

ことになる。

 

誰かと接するだけでも 相手に時間を取らせてしまっているしね。

 

なので 誰にも知られずに無人島に暮らすようなことでもなければ

それは不可能なことと言えるだろう。

 

 

 

  迷惑は自立への近道?

 

本来の自立とは

 

自分の意志で選びとり、自力で行動すること。

その結末も自己責任であること。

 

だと思う。

 

「あれっ 人に迷惑をかけている時点で 自力で行動できていないのでは?」

 

でもね 急に最初から全てを一人でやってみようと努めたとして

よっぽど器用な人間でない限りは

どうしても分からないことや出来ないことにぶつかると思うんだ。

 

それを克服するには 自力では埒が明かないこともある。

そんな時は 一方的に誰かに頼るのではなく

協力してもらうことを薦めたい。

 

周囲から協力したいと思ってもらえる存在になろう

 

★ 周囲に壁を作らず素直で寛容

★ 自分の弱点を受け止める勇気がある

★ 人に対しても柔軟

★ 寄り道を厭わず 面倒くさがらない

 

+α 普段から善行を積んでいると なお良し

 

 

協力してくれる者は 何かしら君の能力を認め、望んで協力をしている。

ただただ迷惑だと思っているのなら そんなことはしない。

むしろせっかくの気遣いを頑なに断るほうが 相手に失礼かもしれない。

 

結局は協力を得られるか否かだって その君の能力次第なのである

 

協力してもらううちに 他者から多くをみならひ 吸収し

やがて本当の意味での自立ができるだろう。

 

 

 

  赤ちゃんになあれ

 

赤ちゃんだって自分で立てるようになるには

親の支援を経て いつの間にかコツを掴んで自立できている。

 

親だって我が子が立ちあがる姿が見たいから協力しているのであって

決して迷惑だなんて思っているはずがない。

 

透明から

言葉が話せるようになったり ぐんぐん成長して

その子の色ができてゆく。

 

 

君も赤ちゃんのつもりで まずは能力をリセットしてみよう

 

実力を過信しているうちは 自力で全てをこなすことも

自分の責任を背負うこともできないから。

 

環境とのバランスを取って 重力に負けないようにしっかりと立とう。

 

 

 

  その気になれば

 

「一人暮らしさせてもらえないから 自立できなーい」なんていうのは甘え。

どんな環境に居ようと その景色から 自発的にみならひたいものを探したらいい

そこでは見つからないのなら それに出会うことに備えて 訓練するもよし。

もしくは 一念発起で一人暮らしなり 他の環境へ飛び込む努力をすればいい。

 

真剣本気の君には きっと協力者が現れるはずさ!

 

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うーん…

 

「itaki 暑苦しいの 苦手なのよね。*2

 

こういう心理カウンセラー気取りの自己啓発系の文章がもうウザい。

自分への応援のつもりで書いたのだけれど 自分が嫌いになる一方だなぁ。

 

こんな卑屈な考え方では まだまだ足にも力が入りませんな。

 

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ぐでたまチョコ 占い付

 

ねこ(母)が気まぐれに買ってきてくれた

10円玉サイズくらいのチョコなのだけれど どことなくねこ似?

 

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= 追伸『ぷち告白』=

 

そんなニート itaki だけれど 近々ついに

ずっと怖気づいていた派遣会社の登録にいってきます。

 

お恥ずかしながら 人生初です。

 

やっぱ「働くあなたを応援します!」みたいな白々しい態度の

コーディネーターがいるのかねぇ…

 

ちょっぴり不安だねぇ…

 

でもこれも自立への一歩だよね。

相手が誰であろうと 人との関りって大事! すまいるすまーいる ♪

 

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#わたしの自立

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*1:映画『地獄でなぜ悪い』ガガガはみがき より

*2:かぼちゃとニシンのパイが嫌いな少女風。

探る 透明の男

今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」

 

 

生まれてこの方おじいちゃんに会ったことがない。

 

 

そして これから先も決して会うことはできない。

 

 

なぜなら itaki が誕生するよりずっと昔に若くして浮世を去ってしまったから

 

 

今回のお題を機会に 家族にかしこまって

よく知らなかったおじいちゃんのことを取材してみました。

 

 

 

   も く じ

 

 

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  透明の母

 

彼の記憶に本当の母親の姿はなかった。

それには時代に伴った何らかの理由があったようだが

物心付く頃には血の繋がりのない母や兄弟と暮らしていたという。

 

といっても 不幸だったというわけではなく

周囲からはとても可愛いがられ 大切に育てられていたらしい。

 

自身と弟妹とのギャップには 心細さを感じていたかもしれない。

けれど みにくいアヒルの子のように やがて大人になれば

浮世にアイデンティティを発揮できる居場所を見つけて生き抜く

底力を隠しもっていそうな 孤高な印象の男だ

 

そもそも彼はその関係性を幾つの頃から理解していたのだろう。

やはり 実の母に会いたいと思うことはあったのか

或いは 捨てられたことに対して 恨みつらみを抱えていたのか

 

真意は永久に謎のまま。

 

しかし 片親家庭でも愛されて育った itaki が推測するに

共に過ごした記憶すらない実の母は 彼にとっては ほぼ他人に近い存在で

興味や恋しさがあったとしても

どうしても会いたいという強い意志までは無かったのでは… と思う。

 

会えずに後悔するかどうかは その人の生き方次第なのではないか

 

 

おじいちゃんが生きていたなら

家族に存分に甘えられる 幸せボケした itaki を ズバッと一喝してほしい。

 

 

 

  未来を歩く英語教師

 

彼は英語をこよなく愛していた。

 

公立学校にて英語を教えていたが、もともと教師を目指してはいなかった。

 

先生としての威厳を保とうと

立場を振りかざして偉そうに振舞うようなことは決してなく

常に自然体で 生徒に対等に接していたので、バカにされることもあったという。

 

ビジネス的に 受験対策を目指した授業をしたほうが

その場限りでは分かりやすくて 学生には役に立つのかもしれない。

 

しかし 彼の授業の根本には新鮮かつ上質な英語を教えるという信念があった

 

そのために仕事と並行して ネイティブな英語を教えている人の元に毎週通い

自らも学び続けていたというから驚く。

 

今でいえば 英会話教室の講師などのほうが向いていたのかもしれない。

 

生の語学と文化に触れるため 自費で渡米をしたことも。

当時 それは非常に珍しく 先進的な行動だったという。

きっと広い世界を知って、より英語への熱意が深まっていったに違いない。

 

 

itaki には 壮大すぎるよ おじいちゃん。 itaki 心の俳句

 

英語が苦手で 世間知らずな私に

世界の広さや英会話の魅力を教えてはくれませんか?

 

itaki も 海外 行ってみたい!

 

 

 

  審美眼

 

クラシック好き・美食家・読書家・写真家…

 

家族を頻繁に美術館や旅行に連れて行ってくれるお父さん

 

単独でも車を走らせたり

珈琲が好きで純喫茶の本格派を飲みに行ったり。

 

 

itaki にも少しはその遺伝子 受け継がれているかしら?

おじいちゃんとギャラリー巡りしてみたかったなぁ。

 

 

 

  笑う

 

家族や生徒の前ではどちらかというと寡黙な男。

 

しかし 昔ながらの友人とは頻繁に親睦を深め、よく笑っていたという。

 

 

もう少し長生きして年を取ったら

家族の前で 穏やかな笑顔を見せてくれるなんてこともあったのかな。

 

 

 

  不自然な死

 

先天性の病

 

学生の頃から心臓疾患により 諦めなければならないことも多く

結婚してからは 通院をして大量の薬を服用していた。

 

しかしその薬のおかげで なんとか通常に生きることができていた

 

 

完治の可能性

 

そんなある日 人伝に

その病気を手術できるスーパードクターが居る』という話が舞い込んできた。

 

同じ病気を患っていた知り合いも 実際に手術を受け

術後 見違えるように元気を取り戻し

薬など飲まなくとも暮らせるようになったのだという。

 

医師から「特別リスクを伴う手術である」という説明があったわけでもなかったので

彼の妻(おばあちゃん)は

「もしそれで今よりもっと元気になって長生きできるのなら…」と 手術を薦めた。

 

彼は初め あまり乗り気ではなかったが

妻が自分の健康を願ってくれていることもあってか 手術を受けることを決意。

 

 

手術当日

 

前日になって急に “手術に100%はないから” と医師は言った。

今までそんなことは一切 口にしていなかったのに。

 

 

手術室の前で成功を祈り見守る家族。

 

 

ところが終了予定時刻になっても 手術が終わる様子がない。

 

 

しばらく不安に思って待っていると

突然「出血量が多く、血液が不足している」と言われる。

 

彼の弟妹が 深夜でもめげずに必死で職場の同僚に連絡して

献血をお願いし 血を集めて 輸血をした。

 

 

ところがその後 手術室から出てきた彼は

 

もう 死んでいるような顔をしていたという

 

 

集中治療室

 

手術はどうなったのか。

 

彼は集中治療室へ移された。

 

 

様子を見に行くと そこにいた彼は もう植物状態だった。

 

 

抑揚のない医師の声から

 

現在は電気ショックを与えて心臓を動かしているため

機械を止めたら死にます。どのくらい続けますか?

 

というニュアンスだけが変に浮いて聞き取れた。

 

 

どう見ても もう戻ってくるような姿ではなかった。

 

電気は切られた。

 

「ご臨終です。」

 

 

病院側の死因の理由としては

 

「もともと通院していた病院側の検査データに見落としがあり

手術に耐えられる体ではなかった 」と。

 

 

そうして ある年の冬、娘(itaki の母)は まだ中学生のうちに 父を亡くした

 

 

「もし手術をせずに まるで食事のように薬を飲む生活を続けていたら

もう少し長く生きることができたのだろうか?」と 妻は自分を責めた。

 

 

人ってそんなに簡単に死んでしまうのか

身近な死に触れたことの無い itaki には まるで信じられない話だった。

 

 

 

そして現在

ねこちゃん(母)は 同じような体質で通院し やはりご飯のように薬を飲んでいる。

 

 

不自然な死がもう繰り返されることのないように

ねこちゃんが遠くへ行ってしまわないように

itaki が ねこちゃんを守らなきゃ…!

 

 

 

  溢れる追悼

 

彼の葬式には真冬であるにも関わらず

お寺に入りきらない程の教え子たちが押し寄せた

 

おとなしくて 人気のある教師でこそなかったものの

英語に対する実直さ、本当は人間味に満ちていて根は優しいこと…

それも 伝わる生徒にはきちんと伝わっていた。

 

 

itaki も 先生の授業 受けてみたかったな…

 

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今回 家族に取材をしてみて

まるでリアルタイムに家族の一員であったかのような 生々しい感覚を覚えました

 

いままでのおじいちゃんは 居るようで居なくて

ぼんやりと実在しない透明人間のように映っていたのですが

今では 懐かしくも鮮明に 心の中で生きている気がしています

 

これからは お仏壇のお参りをするにも

正面に座って聞いてくれているおじいちゃんを意識して

もっと素直に語りかけることができそうです。

 

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さて 納期遅れにはなってしまうけれど

itaki のまだ生きている おばあちゃんの取材にも挑戦したので

後日 アップしたいと思っています。

 

かなり強烈な人ですよ…(震え声)